Playwrightのあるきかた ~E2Eテストの導入からCI構築まで~

- 著者
- ゆずねり
- イラスト
- かなめえり
- デザイン
- 水素
- 発売日
- 判型
- B5
- ページ数
- 52ページ
基本情報
近年、ウェブアプリケーションはますます重要性を増しており、開発の効率化と品質向上のためにはE2Eテストが欠かせなくなってきました。本書は2020年と比較的最近リリースされた、Playwrightの使い方を解説します。
前著「Playwrightのあるきかた ~ゼロから始めるE2Eテスト~」では入門編として、Playwrightのセットアップに始まり、テストをするうえで重要なロケーターやマッチャーなどの基本を解説しました。
本書では実践編として、ユニットテストとPlaywrightの付き合い方から始まり、テストコードの共通化やクッキーの共有、通信の監視など、よりPlaywrightを活用する方法の解説をします。
目次
- 第1章 テストの考えかた
- テスト手法
- ユニットテスト(単体テスト)
- インテグレーションテスト(結合テスト)
- E2Eテスト
- テストピラミッド
- テスト戦略
- テストケースの構造化パターン
- ユニットテストとArrange-Act-Assert
- E2EテストとGiven-When-Then
- テスト手法
- 第2章 テストテクニック
- テストジェネレーターでテストコードを作ってみよう
- ウェブブラウザを操作するコードの作成
- 画面を検証するコードの作成
- できたテストコードでテスト
- プロジェクトを使いさまざまな環境でテスト
- ロケーターを使い変更に強いテストを作成
- 共通のコードをフィクスチャで管理
- フィクスチャを作成
- 既存のtest()を拡張
- テストを実行
- クッキーを共有して認証のテスト
- セッション情報を保存
- プロジェクト依存関係でセッションデータのやり取り
- 視覚的なテスト
- ビジュアルリグレッションテスト
- スナップショットテスト
- スナップショットの作成・更新
- スナップショットの保存先
- イベントの監視
- リクエスト
- レスポンス
- 新しいタブやウィンドウ
- ダイアログ
- ファイルダウンロード
- ネットワークハンドリング
- リクエストの変更
- レスポンスの変更
- リクエストのブロック
- メールのテスト
- 位置情報のテスト
- カメラやマイクのテスト
- フェイクに使う動画や音声の準備
- Chromeにフェイクファイルを設定
- 並列実行
- 直列で実行
- 並列実行に耐えられるテストコードを作る
- テストジェネレーターでテストコードを作ってみよう
- 第3章 CIでもPlaywright
- Playwrightが対応するCIサービス
- GitHub ActionsでPlaywright
- ネイティブ環境でテスト
- Docker環境でテスト
- Docker Compose環境でテスト
- CI環境でのテスト状況を保存
- 第4章 Playwrightの設定
- Playwrightの設定方法
- 環境によって設定を使い分ける
- 基本オプション
- テスト全体のタイムアウト
- 各テストのタイムアウト
- アサーションのタイムアウト
- リトライ回数
- テストの並列実行
- テスト状況の記録
- スナップショット保存先
- テストプロジェクト
- 複数のプロジェクトを設定
- プロジェクトごとにテストファイルをフィルタリング
- プロジェクトの依存関係
- ウェブブラウザの設定
- デバイスの設定
- ベースURL
- カラースキーム
- ビューポート
- デバイススケールファクター
- 通信状態
- ロケール
- タイムゾーン
- Playwrightの設定方法