2024年はじめて技術同人誌イベントにサークル参加した話
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この記事は 技術同人誌/技術を取り巻く様々な執筆 Advent Calendar 20245日目です。
こんにちは。おそらく、ほとんどの方ははじめましてかなと思います。
わたしは、今年5月の 技術書典16で初めてオンラインでサークル参加、11月の 技術書典17で初めてオフラインサークル参加をしました。
昨日のイベント懇親会で、オフライン会場に来られていた方にうちの子を見せたら「あそこかー」という認知がありました。 なのでうちの子を置いておきます!かわいいですね!

そんなわけで、技術書典17の感想を交えつつ、今年のふり返りをします。
そもそも技術書典に参加しようと思ったきっかけ
数年前から「いい経験になるかなー」「一回ぐらいは書いてみたいなー」と思いつつも、プライベートが忙しいなどの理由で見送っていました。
今年になりプライベートが落ち着き、またちょうど仕事で使っているPlaywright関連の本で書けそうだ!となり、勢いで技術書典16に申し込んだのが始まりです。
オンラインで申し込んだのは、執筆自体が初めてでオフライン会場に本を持って行けるかどうかが未知数、あとから印刷にして在庫リスクを減らそう、と思ったためです。 あとから印刷、便利な仕組みですね。
本を作る難しさ
書き始めは「あんまり書くことないかも?」と思っていましたが、書き始めるとなんだかんだアレも書きたいコレも書きたいとなったのであまり困らず。
どちらかといえば、ブログと本で表現方法の差異に苦しみました。
本文はモノクロ
(本文フルカラーで刷らないかぎりは)モノクロになってしまうので、特に掲載するスクリーンショットには気をつかいました。
横幅が限られる
横幅が限られるので、コードの一行が長いと読みづらくなります。 目視でチェックし、はみ出している部分はいい感じになるよう、適宜改行をいれて調整しました。
刷ったあとは修正ができない
1番大変。
ブログであればあとからどうとでもできますが、本だとそうもいきません。 そのため、校正・推こうに1番時間を使いました。
校正・推こうは 文賢を契約して、指摘箇所は随時修正。 文賢で拾えない部分は、iPadで地道に読み返して修正しました。
不思議なことに、何度読み返しても謎の文章が出てきます。一生終わらないので、最終的には勇気を持って校了にしました。
オフライン会場の設営
技術書典17が、サークル主としては初めてのオフライン参加でした。
レイアウトに悩みましたが ぱかっとラックという商品を見つけたので、これで本を立てかけていました。商品説明のとおり、たたむとコンパクトになり、使いやすくておすすめです。
下記ポストの右側の部分です。
#技術書典 設営完了!
— ゆずねり (@yuzneri) November 3, 2024
す03でお待ちしてます! pic.twitter.com/xMY16RfAxC
技術書典17感想
初めてのオフライン参加をやりき、全体的に達成感があります。
特に、前作買いました!のうれしい報告や、技術の情報交換といった、オフラインならではのリアルなコミュニケーションをとれたのが一番よかったです。
課題としては、既刊も新刊もぱっと見似たような感じになので「何が違う?」とよく聞かれました。 特に違いを説明するPOP等を用意していなかったので、この辺は次回以降改善していきたいです。
おわりに
以上、今年参加した技術書典のふり返りになります。
機会を提供していただいた技術書典運営、サークルに来ていただいたかた、ありがとうございました!
次回は 第十一回技術書同人誌博覧会に参加予定です!
新刊の予定は今のところありませんが、よかったら遊びに来てください!